今日も止まらぬ、警察24時 [TV番組]
「コラ待てェッ!」「離さんかいやオラァッ!」「確保しろ、確保ッ!」
「すみませぇん、交番のトイレ貸してもらえますかぁ?」
…好きなんスよ、警察24時。
喧嘩の仲裁から始まり、痴漢や強盗犯・暴走族の検挙、
交通事故の検証、売春グループの摘発。そして必ず交番人情物語…。
ルーティン作業的な番組構成は、ややもすると視聴者を飽きさせかねないものだが、
そこはそれ、実録・ドキュメンタリーの強みでなかなか飽きないモンなんだね。
特にジブンが住んでる福岡が舞台になったりすると、その興味もひとしお。
まぁそれはさておき、この番組を観ていつも思う事は警察の不甲斐なさ、
というかじれったさ。そうッ!じれったいんデス。
イヤ、勿論警察はよく頑張ってると思う。思うけど、あの取り締まり方の甘さは
何なんだ?と首を傾げざるを得ない。傾げすぎて地面にくっついちゃうゼ。
特に未成年に対する処し方。呆れるしかねーやな。
あめーよ
あんなんで反省する訳ねえよ。逆に警察にパクられた事があるって事で、
彼らにとっては「ハク」をつける、いい材料になるってだけさね。
大小問わず、悪いヤツってのはいつまで経ってもいなくならないもんやねえ…。
しかし、警察の組織の在り方についても一言あるね、ジブンは。
まずは圧倒的な人員不足。
4年前の数字で恐縮だが、平成13年5月18日に国会で読み上げられた資料によると、
その時点での最終試算で警官1人あたり、国民約550人を担当しなければならない。
…って、一般的な義務教育の学校の教師ですら、生徒40〜50人位しか担当してないのに、
自分の担当生徒が深刻なイジメの当事者になっていたり、犯罪を犯したりしていても、
全くと言っていい程気づかぬ有様なんだぜ。しかも毎日の様に会っていてもだ。
ならば、よりシビアな世界に生きる警官の不足に至っては、何をか言わんやである。
次に警官に対する待遇
ジブンは親類縁者、友人知人に警察で働いている人間がいる訳ではないので、
給与や福利厚生等の待遇についてはよくわかんないんだけど、
一瞥したところ、まあその殆どは中流かなあと勝手に推測してる訳で…。
そういう勝手な解釈ではあるけれど、そう当たらずとも遠からじってトコでしょう。
下手すりゃ命のやりとりも辞さぬハメになる事もある職業なのに、薄給な上
まともな休日もとれぬとあれば、余程その職を愛してなければ出来ぬ事。
つまりはヨ、もっと警官(特に下っ端の)の待遇良くしたれや!ってコトです。
まあこれは警官に限らず、消防士、看護士、救急救命士等、国民の生活を
安全に保つ為の職業に従事している人には全てそうあって欲しい訳だが。
その為に税金が使われるなら喜んで払いますゼ。しかし現実は言わずもがな…。
「世の中には必要悪というものがある」と言った先人がいた。
しかし「悪はどこまでいっても悪であり、それ以上のものではない」とも。
朧気な記憶なので出自は定かでない。悪しからず。